クイックスタート
手順1 膜系構造を準備
1. 膜系テンプレートから読込
膜系テンプレートのプルダウンからプリセットを選択し、読込 を実行すると、左側の膜系構造テーブルへ展開できます。テンプレートは 膜系開発 モジュールの膜系ライブラリに保存されています。
主な操作:
- 膜系テンプレートを選択(膜系タイプ・備考で識別)
読込を実行- 必要に応じて
クリアで構造を初期化 - テーブルを編集後、
確定で構造を確定 - 必要なら膜層を手動追加(材料と概算膜厚)
よく使う操作:
- 記号列をクリックすると候補材料を表示
- 任意行(先頭・末尾除く)を右クリックすると挿入/置換/削除メニューを表示(ショートカット利用可)
確定 前に各層膜厚が空欄でないことを確認してください(0 は可)。空欄がある行は確定時に削除されます。
手順2 スペクトル目標・色目標
2. 膜系開発モジュールを開く
次のいずれかでアクセスできます。
メインメニュー > 膜系 > 膜系開発ホーム > 膜系開発
3. 膜系開発設定を読込
右側ポップアップメニュー の 膜系開発設定 から ダウンロード を実行し、設定データベースの内容を現在モジュールへ読込みます。
スペクトル目標
編集 ボタンでスペクトル目標画面を開き、波長点ごとの目標値を手動入力できます。導入済みスペクトルから自動生成することも可能です。
設定後は 確定 をクリックして保存します。閲覧のみの場合は キャンセル で終了します。
色目標
色目標は膜系開発画面のカラーテーブルで入力します。最適化に使用する場合は 選択 列を有効にしてください。
スペクトル目標と色目標を同時利用する場合は、目標重みを適切に設定してください。
手順3 最適化戦略を選択
単体法(Simplex)と複合形法を使用でき、スペクトル目標・色目標・混合目標を最適化できます(重み設定に依存)。
手順4 膜系を最適化
最適化前に以下を確認します。
- 最適化対象層(膜系テーブル最終列)
- 各層構造の整合性(必要なら
確定で検査) - 膜厚制限(下限/上限)
最適化 を実行後、目的関数、色差、スペクトル差の推移を見ながら適切なタイミングで停止します。
手順5 開発結果を保存
保存 で現在のシミュレーション膜系を一時保存できます(アプリ終了または 削除まで有効)。
メニュー 膜系開発 > データ保存 で CSV 保存も可能です。
手順6 膜系ライブラリへ保存
開発結果テーブルで対象行を選択し、保存 を実行すると膜系ライブラリへ登録できます。
また 膜系開発 > 膜系テンプレートとして保存 から、タイプ・作成者・備考などを指定してテンプレート化できます。
手順7 反演用標準膜系へ移行
膜系開発で確定した膜系を反演フィッティングの膜系ライブラリへ登録し、標準膜系として設定します。
手順8 注意事項
- 材料適合、膜厚調整範囲、物性制約を同時に考慮する必要があります。
- 目標・初期膜厚・構造・最適化条件を反復調整する工程です。
- 定標後の頻繁な変更は生産時間と材料の損失につながります。
- 構造比較と記録を継続し、再現性を高めてください。