例:色目標に基づく膜系開発
顧客指定の色値を目標として、既存材料設定から生産可能な膜系を開発する例です。
モジュール起動方法は 膜系開発モジュールを開く を参照してください。

膜系開発設定を読込
操作方法は データベースから設定を読込 を参照してください。
本例ではプリセット設定(ID: s10001、名称: テンプレート)を使用します。

Filmstar 初期化
Filmstar の初期化は 機能モジュール内の CoatFlex 制御 を参照してください。
膜系または材料設定を読込
操作方法は データベースから膜系を読込 を参照してください。
本例では ID S10000T401 の膜系を読込み、計算 を実行します。

色目標を設定
右側操作バーの 色目標(上から 6 番目)を開きます。設定方法は「色目標」ページを参照してください。
最適化で使用する目標は最終列 使用 を有効にし、確定 で現在モジュールへ保存します。
本例では色目標 DB から ID S100T1 を読込みます。

設定目標:
- 膜面反射(10°)
- ガラス面反射(10°)
- 透過(10°)
カラーテーブルを設定
最適化過程の色変化を観察するため、カラーテーブルを設定します。
設定方法は「カラーテーブル」ページを参照してください。
本例では透過、ガラス面反射、膜面反射それぞれで計算色と目標色を比較表示します。


膜系構造を確認
膜層設定後、膜系構造テーブル上部右側の 確定 で構造を固定します。
最適化オプション
右側メニュー 最適化 > オプション で設定します。

- 停止モード:本例では未チェック
- 結果更新:
改善ありのみ(計算スペクトル再計算あり) - 結果記録:
改善ありのみ
アルゴリズム
色目標を含むため、NeldMead を使用します。
主な設定例:
- スペクトル目標重み = 0(色目標 100%)
- 初期化方法 = ランダム投点
- 変換パラメータ = 自適応
- 境界処理 = 壁方式(範囲外は不適解扱い)
- 単純形検査基準 = 収束・平坦性・変化量



最適化対象層
膜系テーブル最右列を全層有効にし、必要に応じて膜厚制限列と下限/上限を設定します。

最適化実行
右側操作バーの 最適化(2 番目)を実行します。

結果確認
右側最下部ボタンで 履歴 を開き、各記録を読込んで評価します。


膜系構造を保存
結果が良好なら膜系構造を保存します。操作方法は 膜系構造をデータベースへ保存 を参照してください。