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Version: 5.0 (最新)

リファレンス (Reference):屈折率管理

本ページでは、単層屈折率フィッティングで扱う材料の屈折率プール概念と管理方法を説明します。

1. 屈折率カーブの可視化

データベース読込または解析エンジンによる新規フィット後、主画面左側に連動する 2 つのグラフが表示されます。

  1. 上段:屈折率 (n) 散布曲線 — 可視域での屈折特性を表します。
  2. 下段:消光係数 (k) 散布曲線 — 可視域での吸収特性を表します。

CoatFlex では $N = n - ik$ を複素屈折率として反復計算に使用し、グラフは物理妥当性の確認に役立ちます。

2. 初期屈折率の読込経路 (Load Index)

局所最適化の前に適切な初期情報を与えるほど、計算は安定かつ高速になります。初期屈折率は次の 3 経路で読込できます。

経路特徴適用場面
屈折率DB読込高精度、経験的分散パラメータ付き。既知材料(ガラス、Ag、SiNx など)に近い試料のフィッティング開始点として有効。
設定テンプレート読込設定の一貫性を保ちやすい。屈折率フィッティング設定を一括復元する場合に有効。
手動主値入力柔軟、単純透明単層に適する。未知材料に対して n=2.1, k=0 などの経験初期値から推定を開始。

3. 出力と活用

満足できる計算スペクトルと屈折率配列が得られたら、次を実施できます。

  • 薄膜DBへ保存:企業内レシピ資産として保存し、材料名を付与。
  • 設計モジュールへ適用膜系開発モジュール に適用して設計へ展開。